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2013年11月

2013年11月25日 (月)

コンドームシンドローム

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最近また書いてなかったけど、本当に目まぐるしかったのです。
どうしてこんなに時間がすぎてっちゃうんだろう。

そんなこんなで本当は写真を載せて紹介したいものも流れます。
でも余力があったら今度やる。

演劇は11月から今日まで、6本見ました。
衝撃はイキウメの『片鱗』。
いやーすごかったです。
怖かったし、水がテーマなのが悔しかった。笑
ホラー好きなあたしにはたまりまてん。
青山円形で見た芝居でかなり上位です。

◯演劇
こまつ座『イーハトーボの劇列車』
3.14ch『司令室』
イキウメ『片鱗』
サンプル『永い遠足』
新国立劇場演劇『ピグマリオン』
みせ者『失わなかった者たち』

◯イベント
『北村早樹子とヒソヒソワイワイどーん』ゲスト 東京ディスティニーランドさん
猫道一家『ともちゃん39さい』
『mille』発刊記念 宇野亜喜良×穂村弘トークショー
WORKSHOP PICNIC 2013

◯美術展
寺山修司展『ノック』
横尾忠則展『肖像図鑑』
横尾忠則展『感応する風景』
『泉鏡花展ーものがたりの水脈ー』
『横山大観展ー良き師、良き友』
庄子佳那個展『ミルキーピンク』
『吾妻ひでお原画展』

今日まででこんなかんじ。備忘録。

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今日は大阪で気になっていた美容院に行きました。
そこで見つけたコンドームのブローチ。お花みたいだね。
先輩の出演していたサンプルさんの演劇にも、最後コンドームみたいなビニール袋が巨大に膨らんでいたけど、人生なんてコンドームみたいだと思います。

あたしが間違いなく21-23までがコンドームの中にいて、辛かったな。
その代わりめっちゃ輝いていたのは26歳かなあ。2011年。ってあたし26歳?
いろんな数字が溢れていて都合つかなくなって困ります。

いまいる堺のアパホテルだって1人なのにツインだし、机のライトが明るすぎるし。
堺と言えば、唐組のカーテンというあたしのデビューだった芝居で、「ほなさかいに」とあたしが言うと、相手役の先輩が「堺はおじいちゃんが生まれたところです」と続ける台詞があって、それは軽く実話で気になってて、何年か越しにその堺にきて、でもきちんと見てないから何もなくて。

心斎橋のその美容院は真っ赤で。嫌いだけど惹かれちゃう赤で。あたしは赤から生まれて青に戻りたくて。でも本当に好きなのは水色で、これは単純に空が好きだからで。でも水色はあたしに似合わなくて。

そんなかんじな月曜日夜です。

拝啓 吾妻ひでお様

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吾妻ひでお氏も父親が好んでやまない漫画家です。
あたしがちゃんと読んだのはやっぱり『失踪日記』。笑
それがきっかけで幾つか読んだけど、ドゴンと来る衝撃はなく時は過ぎました。

この度、池袋西部ギャラリーで行われてる
『吾妻ひでお原画展』を見に行って、それはもう感激で震えました。
素晴らしかった!

絵はもちろん、飾られてた漫画原稿の内容まで。
ああ何故あたしは今まで見過ごしてたのか。
恥ずかしい…。

父親にすぐさまその感激をLINEし、
家に帰ったらさっそく蔵書を出してくれて、
それはどれも読みたいと思っていたものばっかり。

心底、父親の子で良かった!と思い、
「お父さんの子供でよかった!」と生まれて初めて言いました。
すると「娘が吾妻ひでおでこんなに喜んでくれる日がくるとは。」
といつもは無口な父親もぽつり。
それから吾妻ひでお話で花が咲きました。

不条理、SF、ロリコン。
この文化を発展させた吾妻ひでお氏。
たくさんの人が影響を受けたと思います。
あたしが原画展に行った時はお客さんの9割はおじさまで、
なるほろーと思ってしまった。
たぶん、みなさん吾妻ひでお氏で生きて来たのでしょうね。

最初に飾ってあった色紙もすごく豪華。
諸星大二郎から高橋葉介まで。盗みたい。
西原理恵子の色紙が面白かった!

しかしまぁ吾妻ひでおの原画展を西武でするとは!
西武、お目が高いですね!

見逃してしまった、その前の期の諸星大二郎展が
本当に本当に悔やまれます。

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あたしが好きだったのは此の絵。
お金もちだったら15万する版画を買ったでしょうね。

そして秀逸すぎる一コマは、
吾妻ひでお氏が娘ちかちゃんに、ちかちゃん!×3で走って行くもの。
あれは本当に可愛いし、癒される!!
そしたらうちにありました♡
幸せすぎます。

拝啓でもなんでもない、ただの感想文になっちゃったけど、
吾妻ひでおは素晴らしいということです。

2013年11月14日 (木)

亜喜良→寺山→忠則

胸の苦しさが全く抜けないのですが、
此の3日間幸せな日々でした。

◎宇野亜喜良

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あたしが好きで好きで仕方ない宇野亜喜良さんのトークショーが、
我が蔦屋代官山書店で行われました。(というのは、あたしがちょこっと働いてるからです。)
「mille」というあたし好みのコラージュを表紙にした新しい雑誌の記念イベントです。

お相手は歌人の穂村弘さん。
穂村さんは意外にも?すごく柔らかい喋り方をする方で、
きちんと存じてなかったのですが、短歌と随筆を読みたくなりました。
『ラインマーカーズ』という素敵な装丁の短歌集があり、
なんと大竹伸朗氏のデザイン!さすがですね。
欲しかったのですが売り切れてました。。。

ちなみにmilleはこんなかんじ。
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milleはフランス語で「千」だそうで、
それが嬉しく穂村さんにサイン書いて頂く時に伝えたら、
千絵の千の下に「mille」と書いてくださいました♡

宇野さんの絵はあたしの永遠です。
あの少女になりたい。

◎寺山修司

ワタリウム美術館で行われている『寺山修司ノック展』に行って参りました。
正直な感想は、それ以上でもなくそれ以下でもなかったです。
とうのもやはり寺山修司への憧れも大きかったので、
今まで知り得た知識以上の新たな発見がなかったから。

でもそれぞれの芝居の丁寧な解説や、小学校・大学時代の作文や絵はがき、
そしてなんといっても杏理のお父様、パンチョ・目黒さんが出演している映画、
『審判』と『二頭女』かな?が流れていて嬉しかったです。

『振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない』
この名言は本当に好き。

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◎横尾忠則

あたしの愛読書『ジャパン・アバンギャルド』。
これが背中をおしてくれて唐組に入ったと言っても過言ではありません。

その中では宇野亜喜良氏、林静一氏、粟津潔氏をはじめとした、
日本を誇る画家、デザイナーの方がそのポスターを手がけています。

そしてトップといってもいーんではないかしら。
横尾忠則氏。
最初に彼のポスターを見た時に落ちた雷の威力といったらなかった。

そんな横尾忠則氏の美術館に行って参りました。
兵庫は神戸、王子動物園の前にあります横尾忠則美術館。

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肖像画特集だったのだけど、あたしは3階の作家たちのフロアが半端なく好きでした。
野村胡堂、与謝野晶子、谷崎潤一郎♡、森茉莉、安部公房、江戸川乱歩、永井荷風、中島敦、ここでは言い切れない程多くの方々が描かれていて本当に楽しかった。

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兵庫県立美術館では『感応する風景』を。
横尾氏の原点とも言えるモチーフ「Y路路」のフロアーで、
真ん中に置かれたソファもY字に置かれてたのが好きでした。

写真は、一緒に行った劇団先輩だった多田亜由美さんによるもの。
素敵に撮ってたのでパクりました。

◎宇野亜喜良からの寺山修司からの横尾忠則という素敵な濃厚な3日間を過ごし、現実も頑張ろうと思いました。でも目の前にある、ある問題がなかなか解決せず困っております。

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2013年11月 7日 (木)

Pushkin

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「ジャンヌ・サマリーの肖像」と。

神戸は曇天。横浜で見逃したプーシキン展に行って参りました。
繊維業で巨万の富を得た一族に生まれ、最大のパトロンになりたかったです。
シャガール。

2013年11月 5日 (火)

dope来雲母

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久しぶりに風邪をこじらせ3日間くらい寝込んでました。
その発症前になんとか行った小田急のキキララフェアと堀奈津美ちゃん働くパンケーキやさん。
思わぬティーパーティーはいきなり崖からずどんと落とされる感覚を受けたのだけど、そのまま降下は続いてます。
体調、今回は熱と喉だったんだけど、が悪いとドンドンマイナス要素は膨らむ一方で、面白いです。
それに加えた血の攻撃。ああー、一ヶ月経つのかぁとしみじみ思います。

今夜は神戸に行きます。
横浜に似てるから落ち着きます。

体調は回復しつつもひきずって。きっとずっとたまってたものがここぞとばかりに暴発してるんですね。いいです、どんと来てくださいな。

先日見に行った、こまつ座のイーハトーブの劇列車。
相変わらずのしっかりした芝居でした。ずしんと。きちんと。
面白かったです。やっぱり松永玲子さんが好きです。
その中でたくさんのユートピアという言葉が発せられていて、意識すると多いんですね。
特にユートピアにはこだわりも思い入れもなかったから不思議なかんじ。


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こちらは先日読んだ、失踪日記第二弾。
アルコール中毒病棟編。

2013年11月 4日 (月)

感情のある風景

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あたしが小さい頃から父親の本棚にあって怖くて読めなかった漫画、それは諸星大二郎氏の『僕とフリオと校庭で』です。幾度となく手にとってみても何故か閉めてしまう。残虐なシーンやグロい絵が描かれていたわけじゃないんです。ただただあの空気感。それが怖くって怖くって中を開けませんでした。

父の好きな漫画はたくさんありますが、あたしにとっての最高峰は萩尾望都先生と諸星大二郎氏ではないでしょうか。もちろん手塚治虫、竹宮恵子、和田慎二、吾妻ひでお、大和和紀など、他にも数知れずおりますが。(敬称略)

兄は諸星大二郎氏を、あたしは萩尾望都を読んで育ちました。萩尾先生の初期のドリーミーな、でもシニカルな世界は思春期のあたしを否応なく色んな世界に連れてってくれました。

と思い出話を語ろうなんて思ってはないのです。

「感情のある風景」
諸星大二郎のこの短編はきっと代表作なんでしょうが、あたしは記憶の彼方にあったのか、読んだことがなかったのかわかりませんが、つい先日あった知人との話で出てもピンときませんでした。

でも何よりもこの題名の秀逸さ。
そしてこれを聞いた時に、ああやっぱり諸星氏だなと思うのは、砂の大地が思い浮かんだんです。
それはきっと短編に多く見られる未知なる星の話が多いからだと思います。
このへんは萩尾先生の中期くらいの作品にも見られるのですが…。

今回、新たに諸星大二郎短編集がでまして、素晴らしいことにこの「感情のある風景」が収録されてました。また「生物都市」も!

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◯感情の風景を読んで。
感情が記号化して外に飛び出してしまって、それを哀しく思う主人公が好きでした。
幾何学模様の感情たちが妙にお洒落で好きでした。
希望が小さいのが親近感を持てました。

すべての感情が幾何学模様だったらいいですね。
でもそしたら全て解決できるみたいで。
本当は幾重にも織り込まれてる抽象画みたいなものなんでしょうけど。

あたしは数字を好きな人が好きです。
だから、次は脳なんです。

◎飯田華子さんお誕生日おめでとうございます。
肉欲の年ですね。

2013年11月 2日 (土)

青ヰうちあげ

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ハロウィンに杏理とビニヰルうちあげしました。
目黒川沿いのイタリアンにて。

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再会してからの早足だった3ヶ月。
思い返せばたくさんのことありました。
杏理ちゃん本当に有り難う。

お店の方もちゃんとプレートに描いていただき感激♡
美味しいピッツァにドルチェなどなど、ごちそうさまでした。

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