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2011年5月

2011年5月30日 (月)

蟲たちの家

楳図かずおさんの漫画を実は読んだ事が一度もなく,でも気になっていたのでこの度購入致しました。
本当はおろちが欲しかったのだけど,まずは『蟲たちの家』。
あまりにも装丁が素敵すぎたからです。大好きな水色だし,美しい女性が描かれているし,何よりも題名。
あたしは蟲という言葉がとても好きで,まあナウシカ好きから来ているのだと思うけど。
内容もとてもとても素敵なものでした。

楳図かずお氏はあたし的に位置づけをすると,伊藤潤二氏と諸星大二郎氏の間にいるような気がします。
諸星氏ほど突飛な世界ではなく現代だし,伊藤潤二氏ほど現代だけでもない。
勿論伊藤潤二氏の世界も,現代がどんどんねじ回っていくのですが,一応基本は現代。

でも2人よりもなによりも人間の感情が一番入っているなと思いました。
今回読んだ,「蟲たちの家」と「綾辻行人が選ぶ!楳図かずお怪奇幻想館」の短編集では特に,
男女の仲がもたらすような情念とか,個人の情念とかが織り交ぜられていました。
伊藤潤二氏も,諸星氏も,あまり人間の情念がモチーフになっているのは少なく思えるので。
あ,でも「死人の恋わずらい」とかは情念ですね。

でもやっぱり楳図かずお氏は天才なんだなと思いました。
たくさんの人が影響を受け,師とあおぐ。
その意味がとてもよくわかりました。
あたしの大好きな伊藤潤二氏も幼少から読んでいたそうな。

次回は是非「おろち」と「漂流教室」を読みたいです。

ご来場感謝!

昨夜無事,台風接近の中「屋根裏の散歩者」のイベントが終わりました。
ご来場頂いた皆様に感謝!!どうも有難うございました!

本当に久しぶりの役者での出演でどきどきものでした。今回は本当に精神ストリップで。でもとてもいい区切りをつけられたのでは?と思いました。
西荻窪という因縁の地でもありますし。笑

これを境にまた新たなスタートをきれたら,と思います。
あ,恋愛じゃなく,表現的にね。あ,いや恋愛も!

2011年5月25日 (水)

見えないもの

今日の帰りの電車の中から見た空があまりにも綺麗すぎて,ずーと眺めてしまいました。
ルネサンスの絵画のような雲と青のコントラスト。大好きです。

よく荻窪の南口の歩道橋から見る夕焼けがあまりにも綺麗で,悩んだりしていたとき,憎らしくなりました。こんな綺麗な夕焼け見せるなら、それなりの責任とってね,神様と。笑

そんな青空を見ながら,今日聞いていた天体観測の歌の中,「見えないものを見ようとして,望遠鏡を覗き込んだ」というものがありました。

あたしが常々追い求めているもの。それがまさしくこの通りで・
相対性理論の歌にある「見えないものが見たいの 知りたいことしりたいの」を聞くと本当にその為に生きているんだなとも思います。

見えないものが見たいんです。

それはなにかわからないけど,今見えていないもの。それが存在するものかどうかもわからないし,具現化するかもわからないけど,ただただ無性に見たいんです。見えないものが,この目で見たいんです。

それが芝居だったり,そうじゃないなにか言葉とか違う表現かとかもわからないけど。
ただの恋愛かもしれないし,天国かも,地獄かもわからないけど。
ただそれの為にこうして進んでいるのかもしれない。

ちょっと違うけど,東京事変の歌にある「一つ一つこの手で触れて確かめたいんだ」ってのもすごくわかります。まああたしは本当にこの手で確かめすぎて火傷しちゃったりもしたけど。
やっぱり自分で触れて確かめないとわからないものもあるんです。

見えないものが見たいし,一つ一つ触れて確かめたい。

欲張りなんです。笑

2011年5月24日 (火)

因縁のブレス

 ついこの前の土曜日に、ずっと身につけてるブレスが壊れました。かれこれ5年弱のつきあいになるこのブレス。1.2年に1回は壊れるのでその度に修理に出してはいるのですが、今回のこのタイミング。
 やっとね、あなたの存在価値をお披露目できる場が一週間後に待っているのだよ。それを目前に何故壊れるかしら。
一週間早く、もしくは一週間遅かったら良かったものの。なんて絶妙なタイミング。
 もう因縁としか言いようがなくて、憎くて仕方ありません。急遽修理に出したけど。
 でもね、肌身離さずつけているこのブレス。修理に出している間の何週間は、左腕が寂しくて仕方ないんです。いつも守ってくれているお守りがなくって心細いんです。この間に冷たいすきま風が流れる様な、はたまた妖怪とかが忍び寄るような、結界が崩れてしまった無法地帯みたいな、そんなかんじがするんです。始終掴まれてた腕首が、いきなり解き放たれたような。
 あたしの安定剤なんだろうな。
 はやく戻っておいで。
 そうじゃないと自分で輪っかをなぞってしまいそうで,怖いんだよ。


2011年5月22日 (日)

市民権と酒

やばい,ということで9月ぶりくらいの酒の酔い方です。
ふっらふらでもうどうにでもなってしまえー!!的な。
でもお家に無事に着けたし,こうやって書いているのだからだいぶ大丈夫なんだろうな。
かなりきてますが。笑

昨日渋谷のまんだらけに行きました。
何気に未読の楳図かずお氏の漫画で捜している短編集があるからです。
で,あたしの愛して止まない伊藤潤二氏や父親の好きな吾妻ひでお氏や野村家ご愛読諸星大二郎氏などのコーナーには楳図かずお氏は見つかりません。はて?と思って店員さんに訪ねると,可愛い女子店員が案内したのはメジャー漫画家が並ぶ本棚。楳図かずおはメジャーなんだ!!と衝撃。
どっちかというと楳図氏よりも,野村家ではどメジャーな漫画がマイナーだったことへの衝撃。
父親に言ったら,楳図氏は当たり前にどメジャーだということ。まこっちゃんで市民権を得たそうな・・・。
じゃあ,伊藤潤二氏は富江で市民権をとってないの・・・??

市民権について深く考えたまんだらけの帰り道でした。

2011年5月21日 (土)

身体と嘘

あたしは身体に毎月嘘をついています。
それは妊娠しているという嘘。それによって排卵をなくすのです。この仕組みはよくわかってないけど、ホルモンを操っているのだそう。

嘘をついているのは避妊の為にではなく、止まってしまった時間の為にです。思えばこれがドイツで3ヶ月10kg増という驚異的な数字を叩き出した原因であるとも思うのです。

でもやっぱり自分の身体の調整は自分でしたいし、薬に頼りたくないのも事実。でもちょっこし不安定な今、また止まるのは嫌なのです。そうするとつまりベビ婚もないわけで…ちょっと残念な気もするのです。

最近は食当たりや腸炎など、おなかまわりが実に弱く、出来るだけ菌を摂取してもりたてています。

偏頭痛持ちでもあり、すぐ痛み止めも飲むし、本当に薬漬け。健康体が1番です。

身体に嘘をついてまで守りたいものってなんなんでしょう。でも身体に嘘をつけるってことは、精神にもつけるってこと??お前は傷ついてないとか、弱くないとか、恋してない、とか?

いつか恋愛は自分を騙すようなものだと書いたけど、そんな風には今は思いません。
でも時間の流れによる気持ちの変化には、自分で自分をちょっと騙したりもする時はあります。

身体にも精神にも嘘をついているのなら、一体何に正直なんでしょう。

気持ち…?気持ちは精神ではないの??

正直に生きるなんて今の世の中吃驚するほど難しいけど、自分に正直になれたらそれこそが、あたしの目指す真摯なのでしょうね。

2011年5月18日 (水)

音楽と嘘

ある時期に繰り返し聞いていた音楽を聞くと,その時期についての思い出や感覚がまざまざと思い出される。あたしはこんな感覚が大好きで,わざといつも聞かずに時々聞いては,その時期に浸りほくそ笑む音楽があります。

でも最近あまりに大事にとっているのはYUKIのアルバム,joyとWAVE。
joyは2007年の春を,WAVEは2008年の春をそれはそれはまざまざと思い出せるからです。
この頃は恋愛まっただ中なのとそれぞれ劇団の春公演へに向けての稽古まっしぐらで,毎日自転車で繰り返し聞いていたのでそのへんの感情がぶわーと流れ込んで来ます。
当時の好きだった人への感情は今は思い出したくありません。
また好きになってしまいそうで怖いからです。
そして嫌々といいながらも居場所がありきで酔っていたあの頃を思い出して,今の自分が悲嘆にくれるのを防ぐ為でもあります。

かわりにといってはなんですが,あたしの鬱スイッチを見事に押してくれる音楽。
それはART-SCHOOLです。高校のあの白い時代にそれはそれはお世話になった音楽で,あのころの被害妄想や自己否定が綺麗に思い出せるアルバムになっております。笑
これを11月に聞くとやばしなので,秋冬は封印していますが,春はちょっと大丈夫。
聞くと消えたくなったりします。
でも最近は強くなったのか,年をとったせいなのか,昔程タブーではないのです。

さてここで最近思うのが,音楽に嘘をついて欲しいと思うのです。
そんなに思い入れのなかった時期に聞いていた音楽たちに,嘘をついて欲しい。
嘘の過去をつくったり,嘘の感情をあたしに流して欲しい。
そして逆に今聞いている曲たちに,あたしの嘘を吹き込みたい。
絶賛恋愛中が冷めつつある今,それでも夢みたい乙女な気持ちをどうにか,具現化して閉じ込めたい。
そんなことを思っている毎日だったりします。

どうせ嘘ばかりの世の中で,真実もへったくれもない状態で,なら音楽だって嘘ついたっていいじゃない。そんな風に思っちゃったりします。

でもきっと,音楽は素敵な感情を増幅させてくれるし,きっとこの恋を応援してくれる。
そう信じてるよ。

2011年5月17日 (火)

素であること

多忙な毎日が続いていて,毎日眠くて仕方ありません。
然らば,それは睡眠欲が増え,食欲も増え,必然的に性欲が減ったということ??
確かに若い時に比べれば性欲は日々減少していき,つまらないです。生きている心地がしまてん。
でも,多忙なのはいいことです。精神的には満たされてます。

さて,今の課題は「素であること」。
まあこれは舞台上の話なのですが,思えば舞台にあがっていた端くれの人間として,舞台に役以外で上ると事はいままであまりなかったです。
あ!トークショーとか,カーテンコールはあるけれど。でもそれはちょっと違う気がする。
素でパフォーマーとして上るというか・・・。

でもね,演じていたのに,急に素に戻る事の難しさ・・・!!
一体ノムラチエとはなんなのか。そんなかんじなのです。

言葉が足りなくてすいません。

対他人から,素に戻ることを意識しながら生活してみようと思います。

2011年5月13日 (金)

精神ストリップ

ストリップは興味あったけど,見た事もないしした事もない。
ゴールデン街近くのニューアートに覗き込んだことがあるだけ。
見せれる身体なら見せるんだけど,そうでもないし・・・。
そんな中,もう赤裸々なパフォーマンスをします。
身体よりも精神の。まだ素っ裸の方がましです。
精神ストリップは本当に全て着ぐるみはがされて,なにも覆うものなく,あたし自身をぶちまけられるような,そんな気がします。
でも楽しいのでやるしかないのです。あたし的には放送禁止用語満載すぎて公表は厳しいのですが。
うまくいったら身体でも試そうかな?

2011年5月11日 (水)

目の前のご馳走

好きな人が目の前にいるのは,ご馳走が目の前に置いてあるのとよく似てる。
今すぐ食べたくて仕方ないのに,食べれなくて見つめてるだけ。
触れたくて仕方ないのに,触れられず会話する。

どうして感情で恋をするのに,身体で触れたくなるんだろう。
側にいたくて,触れたくて,仕方ない。

でももし,目の前のご馳走を食べてしまえば満腹になっておしまいになってしまうけど,恋愛はそうじゃない。触れたらもっともっと好きになってしまって,際限ない。はず。

でももしかしたら,触れて,エッチしたら,満腹になっておしまいになっちゃったりするのかな?

そうしたら淋しいな。

2011年5月 9日 (月)

「屋根裏の散歩者」

すごく久しぶりにイベントに出演させていただきます。
初の猫道一家としてです。
猫道さんは芝居でお見かけして以来、魅力ある方だとずっと思っていました。
最近誕生日も同じということを発見したり、色々お話させて頂いたり。
昔住んでいた西荻窪ということもあって、今から楽しみです。

2011年5月29日(日)
「屋根裏の散歩者」
@西荻窪・SWAMP http://members3.jcom.home.ne.jp/numa/index.html
OPEN/START 19:00/19:30
¥1000+drink order
出演:
浅井永久
飯田華子+∴NEU譲(やまのいゆずる)
東京ディスティニーランドa.k.a吉田ミサイル
猫道一家(谷仲恵輔、千絵ノムラ、後藤理絵、猫道)

ヘンリーダーガーとドロシーとハーブ

ヘンリーダーガー。
誰にも知られず世界最長とも言える膨大な小説と、絵を書き続けた無名のアーティストです。

そしてドロシー&ハーブ。
膨大な現代アートをちょこちょこと買い続けた夫妻です。

この3人に共通しているのは、自らの最も愛すべきものに時間とお金を捧げたということです。
これほど幸せな人生はないでしょう。

自分が何を愛していたか。
自分が何をすべきなのか。
自分が何をしたいのか。

お金よりも大事なものを知っていて、一番素晴らしい時間の使い方をした彼ら。
尊敬とともに、何よりも羨ましい。

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